大工の佐藤です。 福島の梅雨入りも間近になって来ました。 雨は作業には大変やっかいですが、野菜や果物には欠かせないので、ほどほどに降ってもらいたいですね。 さて作業の方ですが、解体する現場の段取りに行って来ました。 築100年越えの建物でした。 小屋裏に上り、昔の大工の技に感動ですね。 古民家の小屋組は、大きく分けて和小屋と合掌とに分かれます。 今回の現場は、和小屋でした。 和小屋は、屋根を水平の梁で支える工法で現代の住宅と同じですが、古民家では梁の下に更に二重に梁を渡され、牛木とも牛梁とも呼ばれます。 建物によっては、10m以上超える1本の長い木材が使用される場合があります。 古民家のリサイクルも最近テレビに見ましたが、梁一本何十万何百万円とかで売買されてるらしく、今回の現場は? 大きい古民家の大黒柱と差鴨居大きな材料が使われていれば、高く売れるかも? 自分の家の近くの総本家には、ケヤキの差鴨居が使用され、梁成が75cm位あるそうです。 壊すに壊せずに現在も残っています。 親戚に反対されたみたいです。 本家も大変ですね。 古民家をお持ちの方は、一度見積りをして見た方が良いと思いますよ! スポンサーサイト
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Author:KIYU 活太朗
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