大工の佐藤です。 福島の梅雨入りも間近になって来ました。 雨は作業には大変やっかいですが、野菜や果物には欠かせないので、ほどほどに降ってもらいたいですね。 さて作業の方ですが、解体する現場の段取りに行って来ました。 築100年越えの建物でした。 小屋裏に上り、昔の大工の技に感動ですね。 古民家の小屋組は、大きく分けて和小屋と合掌とに分かれます。 今回の現場は、和小屋でした。 和小屋は、屋根を水平の梁で支える工法で現代の住宅と同じですが、古民家では梁の下に更に二重に梁を渡され、牛木とも牛梁とも呼ばれます。 建物によっては、10m以上超える1本の長い木材が使用される場合があります。 古民家のリサイクルも最近テレビに見ましたが、梁一本何十万何百万円とかで売買されてるらしく、今回の現場は? 大きい古民家の大黒柱と差鴨居大きな材料が使われていれば、高く売れるかも? 自分の家の近くの総本家には、ケヤキの差鴨居が使用され、梁成が75cm位あるそうです。 壊すに壊せずに現在も残っています。 親戚に反対されたみたいです。 本家も大変ですね。 古民家をお持ちの方は、一度見積りをして見た方が良いと思いますよ! |
大工の菅野です。 真夏日のなか屋外作業でしたが、あまり暑さを感じなかった僕ですが、皆様はいかがお過ごしでしたか? 熱中症には十分注意をしてください。 昨日、ユニットバス入れ替え工事に伴う既存ユニットバスの解体作業をさせていただきました。 これまで多くのユニットバスを解体してきましたが、昨日の相手は強敵でした。 これまでと何が違うのかと申しますと、工場で組み立ててくるユニットバスでした。 今まで解体してきた物、また現在のそれは現場組み立て方式となっているため、細かい部材に分かれて搬入されてきます。 リフォーム時の状態を思い描いていただくと分かりやすいかと思いますが、廻りが仕上がっていると大きな部材が入らないので、 それぞれの部材の出来る限り小さくなって搬入されます。 自分が弟子の頃だったと思います。詳しい時期は定かではないですが、ユニットバスの出始め?メーカーによって? ユニットバスは建前の時にクレーン車で搬入されるものでした。上から吊り下げるくらいですからとても頑丈に造られていました。 決して現在の物がそうではないという事ではありませんが、とにかく頑丈でした。 今日のそれは中から組み立てていくので、組立て時の逆を追っていけば比較的容易に解体できるようになっています。 ですが、昨日の強敵は工場組立てのため、外からガッチリと固定されていました。 このような場合は解体方法を考えても埒があかないので、とにかく細かく切断するだけです。 なかなかの強者でしたが、僕には勝てませんでした。 |
大工の佐藤です。 だんだんと暑くなり、海や川の釣りが賑やかになってきました。 義母の事も落ち着いたので、そろそろ海か山に繰り出したいと思います。 先週の怒涛の勢いのユニットバス工事は完了しました。 ただ、一件だけ給湯器が凍結で故障していたのは予想外でした。 長期使用しない時は、必ず水抜きするか、電源を切らない事が大事だそうです。 自分も仮設用の給湯器の水を完全に抜かなかった為に、使用出来なかった事がありました。 凍結は色々な物を壊します。 コンクリートのひびから水が浸入し、凍結するとコンクリートを破裂させたり、 よく見るのがお風呂の窓の下の方が剝がれたりしている所がありますが、これも凍害だと思います。 とにかく水を抜く事、入らないようにすることが大事です。 時期外れですが、凍結は怖いです。 |
Author:KIYU 活太朗
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